伊豆アンディアランド

伊豆アンディアランド

2012/9/20 追記

伊豆アンディランドは、2012/8/20に閉園となりました。

2012/12/15より同所にて、日本初の体感型動物園「iZoo」がオープン予定だそうです。
詳細はhttps://www.izoo.co.jp/をご覧ください。

ticket

観光名所には世界一とか日本一といった装飾語がよく使われます。もしくは元祖というのもありがちです。その次に多いのが世界初とか日本初といった装飾語です。

さて、そんな世界初が、またしても伊豆半島の国道135号線沿いにあるのです。それが長寿と福運の園「伊豆アンディランド」です。

ぞうがめ渋滞中の国道135号沿いに、亀の看板が見えたら「伊豆アンディランド」はすぐそこです。亀が次々と重なったトーテムポールがあなたを迎え入れます。広々とした駐車場には、観光バス専用スペースもあります。婦人会や町内会といった集まりの小旅行で、ここを訪れる人も少なくないようです。

「伊豆アンディランド」の中は、大きく4つに分かれています。まず、世界初の亀族館(タートラリアム)。ゾウガメ牧場と丹頂鶴がいる野外スペース。併設の「三界の美術館」。そして食事ができる「アンディレストラン」と土産物屋。

それでは、順にご紹介していきましょう。

最初は世界初の「亀族館」です。自動券売機でチケットを購入し、入り口をくぐると小ホールになっています。

さっそく亀がお出迎えです。ここでは、白スッポン、双頭ガメ、マタマタなど世界の珍種の亀ばかり、120種類1,500匹を飼育・展示しています。内部は水族館のような作りになっており、展示水槽に一種類ずつ亀がいて、ガラス越しに亀を見ることができます。それぞれの展示水槽の前には亀についての説明パネルがあります。

途中、亀についての知識を答えるクイズコーナーもあり、お子さまの生物の勉強にはもってこいの場所かもしれません。

スッポンワニガメたくさんの珍しい亀を見終わると、ゾウガメと丹頂鶴が放し飼いにされている外へと出ます。日本では昔から、鶴は千年、亀は万年という諺があり、長寿の生き物として尊重されています。

チケット右側の写真を見ると子供がゾウガメに乗っています。写真同様、お子さまが乗りたがった場合は残念ですが、現在は乗ることはできません。なぜなら、ゾウガメがストレスを感じているらしいのです。しかし、伊豆はあなたの希望を叶えます。ゾウガメにのることができるスポットが別の場所にあるのです。

また、ゾウガメ牧場の正面にあるイベント広場では「カメレース」が1日に何回か開催されます。数匹のカメの歩みを競うレースです。広場には「エキサイティング」と書かれていましたが、どこまでエキサイトできるかはあなた次第です。入口で時間をチェックしておくと良いでしょう。

霊界さて、次は併設の「三界の美術館」です。ここは地獄、極楽、霊界が描かれた絵画が展示してある美術館です。プロデュースしたのは俳優として活躍し、また死後の世界はあると提唱している丹波哲郎氏です。

どういった経緯でこの美術館が併設されているのかはわかりません。ただ一つはっきりしていることは、三界一つ一つを見学するのに、それぞれ200円ずつ払わなくてはならないことです。

料金を支払って見る価値があるかどうかは、自分の一存では申し上げられません。でも、来世が気になる方は是非とも見学することをお勧めします。

丹波 哲郎日本の有名な俳優。また、死後の世界はあると提唱し「来世研究会」を設立している。
俳優としての彼を見ることができるのは、映画007シリーズで日本を舞台とした「007は二度死ぬ」。
ショーン・コネリー扮する「ジェームス・ボンド」に、協力する日本の情報部のリーダー「タイガー・田中」が彼である。

ところで、亀の首から頭にかけて、男性性器に似ていると思うのは自分だけでしょうか?そんな考えは邪(よこしま)だと思われるかもしれません。

しかし、日本では昔から滋養強壮や精力増強にスッポンがいいとされており、あながち間違った考えではないようです。ですから、お土産売場には亀のぬいぐるみや文具などの他に、スッポンエキスも売られています。また「アンディレストラン」では、スッポン料理を食べることもできます。

お子さまの教育から、お父さんの精力増強まで。「伊豆アンディランド」は幅広いニーズに応えてくれる場所といえるでしょう。