リピート出演4回〜6回の方々を勝手に分類&コメント。
リピート率の高さ=ベテラン俳優というわけではないが、味がある人が揃ってます。
リピート出演 4回
鉄仮面系
個人的にはもっと沢山出ていた印象のある、遠藤憲一。約10作ごとに出演しているのがサブリミナル効果になっているのか。
鉄仮面・無表情。怒った時は口から皮膚がめくれて骸骨が出てくるのではないかと思わせる顔つきで、淡々としているけどヤバそうな感じがいつも一緒。
初登場は「仁義8」の飛竜会・豹藤。内部抗争の一因となっている役で、「仁義18」の藤代組・緒方も同様。3度目の登場となる「仁義28」では、なんと砂川さんの甥・砂川正明となる。これは意外...と微妙に違和感を感じつつも、笑顔(でも目は笑ってない)を見たのはこの役だけか。
ラストは「仁義37」。もう誰がやっても無理がありそうな中華貿易総公司の孫兆麟。限界だったのか、この後は出てこない。個人的にはまたリピートして欲しい。
若き鉄砲玉系
血気盛んな役柄が多いのが中山弟吾朗。
「仁義24」中京連合・赤井は、銃撃戦がメインの仁義シリーズには珍しく、三国無双*1の武将が使っているような、カンフー武具の筆架叉(ひつかさ)*2と思われる武器を扱う。更にはボス笹原(須藤正裕)に別の意味でも可愛がられているのかと思わせるシーンもあり、おとなしめながらインパクトあり。「仁義36」吉川、「仁義43」剛と後先考えないような鉄砲玉な役柄が続くが、突っ走る若い時には気づかないものに気づく時が訪れる。そんな役柄が「仁義45」の奥山組組長の息子・栄二。オヤジに対する心の葛藤が涙を誘う。
デ・ジャヴ系
シリーズ中間地点の「仁義24」晶次で初登場した湯江健幸。
更に「仁義43」明石と、「仁義46」「仁義47」の大滝組・反町(こちらは連作のため同一役柄)と後半立て続けに出演。この3作は嘉門洋子、松山鷹志が共演しているため、一瞬「もしかしてこれ見た?」と思ってしまった。
なんにせよ、仁と義郎の言うこと素直に聞いておけばよかったのに...と言いたくなるような行動をとり、窮地に陥るという行動パターンまで似ている。
ほぼ同一役柄系
「仁義33」の北陸連合・武智で初登場し、オーラス間近の「仁義46〜48」と3作続けて大滝組・組長として同じ役柄で連続出演しているのは、ベテラン俳優綿引勝彦。
普通に部長とかお父さんといった役柄でも全然違和感ない容貌なので、組長も一歩間違うと単なるふてぶてしいオッサンになりさがってしまう。しかし、その辺を微妙にコントロールしている感じがするのは、やはりベテランならではの貫禄か。
個人的には「仁義48」、仁との最後の掛け合いが最高で忘れられない。
リピート出演 5回
ベテラン系
「仁義12」の赤堀で初登場した片桐竜次。脇役的要素が強かったので、なんか勿体ないと思っていたのだが、「仁義27」港南連合・矢口、「仁義38」多々良とストーリー上のキーマンで登場。「仁義44」「仁義45」は、どーんと構えて赤沼組・赤沼。
毎度毎度、海の底でひっそり静かに、しかし虎視眈々と獲物を狙っている鮫のようなイメージで、慌てず騒がずクールでニヒルだ。
「仁義51」「仁義52」の出演者に名前があるので、本来ならリピート7回。もしくは今後もっと増えるのだろうか。
そして、銃より日本刀のイメージが強い渡辺哲。
「仁義7」若月組・迫田で初登場。「仁義23」手塚組組長、
オーラス3部作の「仁義48」〜「仁義50」では、小狡い北越会・新発田を好演。お年をめした最近はトゲや威圧感が弱まって、顔立ちが菩薩系へと変化しているので、最後の銃撃は「仁、もうお爺ちゃんをいじめないで!」と思わず言いたくなってしまうぐらい。
どうでもいいけど、若ければ実写版ヤッターマンのトンズラーが似合ったと思う。
リピート出演 6回
存在感あります系
絶対ぶっちぎりでリピート率1番だろうと思っていたら、意外にもそうでなかった菅田俊。遠藤憲一に続き、個人的にはもっと沢山出ていた印象がある一人。ガタイの良さと力強い眼光で、存在感大。
演じるタイプは2タイプに大別。とことん仁と義郎に歯向かう「仁義20」竜神会・冴木、「仁義序章」黒川組・鬼丸。逆に仁や義郎に助けてもらったり協力するのが「仁義6」高山組・横山、「仁義41」岩倉、「仁義49」「仁義50」の大原組・景山。
前者は思いっきり感じ悪く、後者はなんとなく切なく、そして怒ったときの声はどちらも丹波哲郎だ。
意外と出てたのね系
イタリアンマフィア(本物見たことないけど)ぽい顔立ちしてる、松山鷹志。なんとなく「アル・カポネ」に似てる。
「仁義6」怒濤会・河野、「仁義28」岩永組・井坂、「仁義33」北陸連合・安城と、幹部候補や若頭役が多かったが、シリーズ後半では「仁義38」岡島組組長、「仁義43」大場組組長、と組長も演じる。
最後は「仁義46」大滝組・平久保でまた降格したが、たぶん今後もまたリピートしてくる一人だと思う。
そして「仁義19」竜野組・国友で初登場した山口仁。
菅田俊と同じく、とことん仁と義郎に歯向かうか、協力するかの2タイプを「仁義25」雨宮組・阿部、「仁義29」笠原、「仁義34」天馬組・黒木、「仁義37」勝呂組・大木、「仁義40」鷲山組・脇坂と、交互に演じる。非道な人を演じると、甘いマスクが仮面に見えてる来るから不思議。