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義郎のハイテクぶりを考える その2

極道のデータベースから警察資料に至るまで、ハッキング行為は朝飯前の義郎。しかし「仁義28」では義郎のガードを突破する相手が出現する。
今回は思い切りネタバレなので、「仁義28」を見ていない方はご注意ください。

義郎のハイテクぶりの数々は、義郎のハイテクぶりを考える その1を参照。

続き

義郎、唯一の失態

「仁義28」
義郎が以前交際していた女性・舞子が登場。彼女に神林通商のシステムがクラッキングされパスワードの変更、データの改竄を行われる。
後に変更されたパスワードを探ることで、過去の傷に触れ真実を知ることになるため、ストーリー上不可欠な要素ではあるが、いつもハッキング、クラッキングする側の義郎としては唯一の失態だろう。

ログインできません

舞子が使用していたパスワードは、義郎との間で流産した子供へと考えていた名前「ダイチ」をローマ字にした「DAICHI」であったが、ログイン時に「DAICHI」と全角英字で入力し、ログインできずに焦る様子が映る。

この時点で、普通だったら怪しいのは以下の2点。
パスワード入力欄の文字列は、通常は伏字(●●●●や****等)で表示されるのに対し、舞子が使用しているシステムは、パスワード入力欄に「DAICHI」とハッキリ文字列が並ぶ。しかし、舞子はなんとも思っていない。
さらに「ログインできない」場合に考えられる理由の一つに「英数字を全角で入力している*1」ことがあげられる。彼女の場合、画面上の入力欄に「DAICHI」と文字列が並んでいて、まさにこれに該当している。

しかし、実際には義郎にパスワードを書き換えられていた為にログインできなかったのだ!
パスワードが伏せ字にならない、更には2バイト文字が使えるなど、かなり特殊なシステム。この非現実っぽいシステムをハックした義郎。義郎のハイテクぶりは、現実っぽさと非現実っぽさが混在する。これだから仁義は面白い。

ちなみに義郎は神林通商のシステムにログインできなくなった際、自分のパスワードは東大時代の学籍番号を元素記号に置き換えたものだと、自ら口にしている。これについては、義郎の学籍番号を考えるで、しつこく考えてみた。

*1:通常、パスワードには半角英数字(1バイト文字)が使われ、全角の英字(2バイト文字)は使用できない