熱川バナナワニ園・分園

熱川バナナワニ園・分園

分園は熱帯果樹園です。ここがバナナワニ園のバナナの部分です。だからといってバナナばっかりではありません。ここにもワニがいます。何故かレッサーパンダもいます。そして、フラミンゴもいます。

ここは本園やワニ園から離れているので、循環バスが出ています。係りのおじさんにバスに乗るように勧められたら、怖がらずに乗ってください。料金はとられません。

わに

入口を抜けるとそこは、ワニの放流池です。ミシシッピーワニやメガネカイマンなど約150頭が放流されています。しかしワニ園同様、ここのワニも動かずにじっとしています。

ワニ放流池の横にある温室では、アンスリュームなどの熱帯特有の毒々しい色と形の花が咲いています。本園の縮小版といった感じです。その奥はバナナの温室です。ここでは台湾産のバナナ約100株が植えられ、四季を通じて大きなバナナの房を見ることができます。ただし、取って食べることはできません。

熱帯果樹園なので、バナナ以外の果物もあります。マンゴやパパイヤをはじめとする果物が甘い香りを漂わせた温室があります。ここの果物も取って食べることはできません。「どうしても食べたい」というあなたは、園内にあるフルーツパーラーに行くと良いでしょう。思う存分トロピカルフルーツが味わえます。

レッサーパンダところで、分園で一番人気が高いのはレッサーパンダです。木の上であくびをしたり、忙しく駆け回ったり、ずっと見ていても飽きないほどです。加えてアライグマのような外見と、その愛らしい表情が人気の秘密かもしれません。

他には、フラミンゴなどトキの仲間である鳥が放されている、巨大なケージがあります。そしてその横には、なんとゾウガメがいるではありませんか。

ゾウガメゾウガメというのは、その名が示すとおり象のような足をもつ、大きなカメです。小さな子供なら楽に乗ることができるでしょう。

同じ伊豆半島にある「伊豆アンディランド」は、世界中の珍しい亀を飼育・展示している観光スポットです。しかし、そこにいたゾウガメには「亀がストレスを感じるため」という理由で乗ることが禁止されていました。けれども、この分園では乗ることができるのです。

しかし、バナナワニ園なのに何故レッサーパンダがいるのか?ゾウガメに乗れるのか?それは自分にもわかりません。