熱海秘宝館

熱海秘宝館

熱海秘宝館

熱海秘宝館外観温泉地にある娯楽施設の一つに秘宝館があります。最近では衰退の一途をたどりつつある秘宝館ですが、そんな中で世界的に名高い「熱海秘宝館」は、とてもパワフルな場所です。熱海城の向かい側に位置し、ロープウエイでも車でも訪れることができます。

往復ロープウエイ乗車券セットやカップル割引など、入場料は多少差がありますので、自分のニーズに合わせて選んでください。お勧めはロープウエイです。

「18歳未満ご遠慮ください」ですから、内容は察してください。恋人同士で友達同士で楽しめる場所です。入場料はちょっと高めですが、一見の価値はあります。ほんとにお勧めです。

撮影禁止ところで、残念ながら「熱海秘宝館」は全館撮影禁止です。スケッチも禁止されています。

ということで、今回は自分が覚えている限りで「こんな感じ」というのを画像にしてみました。秘宝館に同行してくれた方に監修していただいたところ「少し違う...」という部分もありましたので、気になる方は是非ともご自分の目で確かめていだたくことをお勧めします。

秘宝館の入口はロビーになっており、今までにテレビ番組で紹介された様子が写真で展示されています。その横には、たわわなオッパイを見せつけているサイボット・妖姫マーメード。ハイテク利用ということですが、これは動きませんでした。

ちなみに、チケット売場のオバサンももぎりのオバサンも、化粧は濃くロボットのようにまばたき一つせずに座っていました。もしかしたら、オバサンもサイボットなのかもしれません。ところで、サイボットってなんでしょう?サイボーグとロボットの複合語でしょうか?よくわかりません。

このマーメードを横目にもぎりのオバサンにチケットを見せると、いよいよ薄暗い館内に突入です。そして些細な疑問は、巨大な男性器の出現でどこかに吹っ飛びます。秘宝館はエッチで楽しければそれでいいのです。

最初にサイボットなるものが動くのが見られるのが、おみくじです。100円を投入すると、巫女さんがおみくじを運んできてくれます。帰ろうと背中を向けた彼女の着物は後ろが切り取られ、お尻が丸出しです。もう、秘宝館の全貌が早くも見えてきたかのようなエッチ加減です。

張り型次の間に進むと、そこは四十八手の世界が繰り広げられています。春画あり、模型あり、これでもかってくらいの体位のバリエーションです。でも、四十八手の細かい説明がされていないのがちょっと残念。

その横には、世界各国の性具が陳列されています。中でも目を引くのが、江戸時代に大奥で使用されていたというレズビアン用張り型(左のウラ覚え図参照)。大奥といえば、女の園。殿様の寵愛を受けられないときには、自分の体を慰める人も少なくなかったでしょうが、これは衝撃的でした。黒く塗られた木製の張り型の先端が、怪しく黒光りしている。なんだか比較的新しいような気もするんですが...。

絹で作ったコンドームというのもありました。巾着のように、根本をひもで縛るようになっているもので、たぶん、装着感はかなり悪くお互いに異物感が拭いきれないであろう代物でした。

浦島太郎展示物もサイボットが動くエッチな展示も面白いのですが、結構頑張ってるなと思われるのが「浦島太郎」。光と水を利用した5分くらいのショーです。

浦島太郎は実は女だったという設定で、最初に亀に乗った裸の女性が登場します。もちろん、亀の首は男性器そのもの。意気揚々として竜宮城に向かいます。そして乙姫様とのレズビアンショー。しかし、アダルトビデオの普及激しい今日では考えられないくらい遠慮がちです。出演者のメイクや不細工さ加減からしても、作られた当時ではかなり冒険したものだったに違いありません。

正直なところ、出演者のヌードはそそられるというより、ゲンナリさせられるといった方が適切です。あまり真剣に見てしまうと、男性は今後の彼女とのエッチに差し支えるかもしれませんので、ほどほどに。竜宮城から戻る亀の首は、下向き。お疲れさまでした。

一寸法師もうひとつ、新しい試みとされているのが、サイボットと映像を合わせた「珍説一寸法師」。横たわるサイボットのお姫様に、映像の一寸法師。彼は、お姫様の体の隅々を愛撫し始めます。

しかし、お姫様が準備OKになっても、一寸法師では小さすぎて役に立ちません。そこで、打出の小槌の出番です。お姫様が小槌を振ると一寸法師の男性器だけが大きくなるのです。

そして・・・お姫様も一寸法師も至福の時を迎えます。
結構ばかばかしいのですが笑えます。お姫様は全裸ではなかったかもしれませんが、かなり強烈な展示物でした。

途中のゲームコーナーにあった「もぐらたたき」ならぬ「まつたけたたき」。もぐらの代わりに男性器が現れます。ハンドルを回すと風がおこって、マリリンモンローのスカートがめくれる仕掛け。近寄ると、全裸に変身する名画の数々。お土産コーナーではバイブレーターまで売っています。

どこまでいってもエッチです。まさに大人のための美術館です。
それにしても、出口付近で遠い目をしてタバコを吸っている人が多かったのは、気のせいでしょうか...。

2003/03/02追記。
浦島太郎の映像が新しくなっています。

ということで一部リニューアルされた熱海秘宝館を「熱海秘宝館 2003」として、またまたご紹介してます。よかったらどうぞ。