北海道秘宝館

北海道秘宝館

北海道秘宝館 2日目。

北海道秘宝館今日こそはオバチャンがいてくれることを願い、再び定山渓へ。

とりあえず帰りのバスの時間を確認し、定山渓観光をし、温泉街にある土産物屋を何軒か見て回る。定山渓観光の詳細はこちら

その後、再びサクサクと雪を踏みしめて秘宝館へと向かう。前方に秘宝館が見えてくると、郵便配達の人が歩いていくのが見えた。窓口で何やら話をしている。ということは、今日は開いているということだ。

北海道へ来て良かった。

そんな訳で、窓口でオバチャンに料金を払い、館内へ突入である。

ここから先は、例によって撮影禁止。そのため秘宝館ページではお馴染みとなった自分のイメージ画像でご紹介いたします。

北海道秘宝館さてさて、昨日は開かずの扉であった自動ドアが開くと、下へと続く階段が。中央部分に手すりがあるが、これを支えている支柱が男性器のオブジェとなっている。

ドアを入ったところから音楽と案内テープが流れ、薄暗く、そして淀んだ空気に「ああ、秘宝館なんだな」と実感させられる。

左右にはインド・カジュラホと呼ばれる性愛の神様の彫刻が飾られ、仏像にありがちな手のポーズがいろいろと描かれた壁。覚えてきたのが上の図。三陰二陽って、東洋医学っぽい感じがします。

北海道秘宝館そして、降り立った場所には、チモール島より入手したという、長さ5メートルの白大蛇の剥製。その横には、手にはそり気味の男性器を持った観音様が。夫婦円満、縁結びの和合観音だそうだ。こういう場所にあると、どうも御利益とかなさそうに感じるのは自分だけだろうか。

それにしても、入ってから神がかりな感じが続いているせいか、心なし背筋が寒い

続いて入った部屋は、まだまだ神様系。日本の性神めぐり、道祖神の数々が祀られている。中央にどどーんと、道産子が交尾している剥製があり、その両脇に日本各地の道祖神が並ぶ。大体が性器の形に似ている木だったり石だったりするが、群馬の珍宝館にあった、じいさんばあさんがくっついたような石像もあった。

そして最後におみくじ機が。しかし故障中

そして、次の間は...。入ってからの背筋の寒さはこれかー!と思わせる水子地蔵の大群

何かお腹がキューっとなるような、寺山修司チックな雰囲気。いや、寺山修司の方が遙かにキューって感じなんですが。ごめんなさい、自分はこの手の供養系が苦手です。別に自分が水子供養しなきゃいけない立場ではないんですが。

ということで、あまりよく見ずにそそくさと移動。

が、出口付近におみくじ機を発見。しかし、またしても故障中

すると左右の壁に、ダリの絵のように女体がグニャグニャとしている場所。通り抜けようとすると地震体験車のように床が左右にぐらぐら揺れる。熱海や伊勢でも同じようなのがありましたが、何が楽しいんだかこのグニャグニャ女体。

通り抜けて振り返ると「この場所の逆戻りは大変危険ですのでお止めください」と書いてあった。たぶん過去にケガした人がいるとみた。

秘宝館最大のお楽しみといえば、参加型アトラクション。

まずは、半裸ダンサー(人形)のベリーダンスらしきもの。見るために座る椅子が男性用、女性用に分かれていて、男性用に座ると股間の付近が下から盛り上がる。女性用は全体的にびりびりとした振動が。しかし、あまり面白くない。

北海道秘宝館その後ろにはバイブレーター男根(御自由にお乗りください)というのがある。巨大男根にまたがると、またしてもビリビリと振動がくるもの。

バイブ系振動が続いたところで、ここのアトラクションの目玉ともいえるへのこ大砲。説明書きによれば「手前の大砲の握りボタンを押すと水が出ます。正面のメノコの頭上にあるツボに水を入れてください。メノコが倒れてカンノンサマが拝めます」というものである。

ところでこの説明書き、へのこ大砲なのに何故女の名前がメノコなのか。へのことは何なのか。ナゾのままである。そして何よりも、またしても故障中。人が来ないとメンテナンスもしないんでしょうが。...ああ、やりたかったよへのこ大砲

北海道秘宝館残念な気持ちを引きずりながら、階段をあがると、そこは蝋人形によるメルヘンエロチカ

四体と数は少ないですが、鬼怒川秘宝殿に負けず劣らずの美形。熱海にもあった、ハンドルを回して風をおこし、マリリンモンローのスカートをめくるアトラクション。モンローの顔はもちろん、性器もリアルにできてました。しかも、めくれると「あら〜、お強いのよね」とエッチっぽい女性の声が流れる。

その隣はヘラクレスらしき男性。こちらもハンドルを回して風を起こすと、かなり小さい男性器が露出する。何か言うのかと思ってたが、こちらは何も言わなかった。オチはないのか。

そして彼らの両脇にいるのが、周りにサルやリスの剥製がいる森の中でエロなポーズをとっている全裸女性。何となくメルヘンな感じ。大蛇がカラダに巻き付いている女性を見たとき、辺見マリを思い出した。彼女は写真集を出すときに、ここをリサーチしたんだろうか。何だか構図が似ているぞ。

その先には「フレンチポンポン」なるものが。踊っている小さな人形の的に射的の要領で玉を当てると、スカートがめくれるであろうアトラクションだ。早速やってみるべしと思いきや、またしても玉販売機が故障中である。

よくよく見ると、玉は台の上に置いてあった。何だタダなのか、そう思って的に当ててみるが、一向にスカートがめくれる気配はない。それならそれで、何か他にアクションがあってもよさそうなのだが、残念ながら何も起きなかった。

要はこのフレンチポンポンも故障中ということだ。

へのこ大砲と、フレンチポンポンをFlashで自作してみました。

当サイト内大人の遊技場「Club Glans」でお楽しみいただけます。

あきらめて隣の部屋へ。と、ここは狭いながらも伊勢の元祖国際秘宝館に負けず劣らずの、動物が交尾している剥製が山ほどある。

北海道ならではのヒグマとかトナカイ(?)なんてのもある。トナカイはオスがメスの生殖器に舌をのばしているという・・・なんともエッチくさい演出。ここでしか見られないというヘビの交尾剥製もあった。何でもヘビの交尾を目撃すると幸せになれるそうだ。

秘宝館最後にお馴染みのビデオ上映コーナーとそれに続くお土産売場。明るい場所にパイプ椅子が2列に並び、15インチくらいの小さいテレビで流れているビデオは洋モノ。いろいろ秘宝館に行きましたが、洋モノは初めて。

定山渓温泉は、北海道という場所柄かロシアンダンサーショーが盛んなようですが、その影響でしょうか。

さてさて、窓口のオバチャンが、あんたらいい加減帰ったら?と言わんばかりに出口に立って待っているので、何だか居心地が悪くなってきた。

ゴルフ用の女体ティーを発見し、買おうと思っていると「差し上げますので、好きなだけ持っていって下さい」と言われた。しかし、オバチャンが見ている横で大量に持って行くわけにもいかず、色違いを何個かいただいて帰ることにした。

外に出ると、相変わらずの閑散とした定山渓。それなりに楽しかった北海道秘宝館。

それにしても故障中が多すぎ

冬場の北海道の観光地は改装中や故障修理中というのが多いが、北海道秘宝館もそうだったのだろうか。それともいつ行っても故障中なんだろうか。オフシーズンの北海道だから故障中だった。できればそう思いたい。